現時点での絵の描き方【アニメ系塗りメイキング】

トップページのヘッダーをテキトーに作る過程で制作風景をスクショしたので軽く解説します。
きちんと描けと思われるかもしれませんが再就職が決定したり身内に不幸があったりしたりしたのでそんな気力ねえというのと、気合い入れて描いてずっこけてもアレなので元々ほどほどの力でてきとーに描いてます。(まあ、元々デッサンも狂ってる模写もろくにしてないような底辺絵師ですし)

作業環境

使用ソフトは「CLIP STUDIO PAINT EX」。
作業環境はPC+液晶ペンタブレットです。液タブは中華製の4万程のやつで、今年で4年目の子です。引っ越ししたら作業環境も大幅に変わると思いますし、買い替えも検討したいですね。

当方の作業環境で気をつけないといけないのがゲーミングPCという点。内部グラフィックボードと出力に使うグラフィックボードが異なるので液タブの方が色が鮮やかになります。齟齬を防ぐため、キャンパス画面を複製し、それをノートPC側のディスプレイに置いて、通常の色の出方を見ながら色を選んでいます。

下書き→ペン入れ→下塗り

下塗り完了時点

特筆すべきことはありません。資料を見ながら下書きをし、線画を描き、下塗りをします。下書きはデフォルトのシャープペンシル、線画は筆圧パラメーターをいじったGペンを使用しています。
後ほど線画の色変えを行うので線画の下まできちんと色を入れないと仕上がりが汚くなります。何も考えずバケツ塗りしてるとよくある。

影入れ

影入れ完了時点

下塗りレイヤーの上に【乗算】レイヤーを作成、下のレイヤーにクリッピングした後にデフォルトブラシの不透明水彩で影を入れていきます。境目をぼかしたい場合は「色混ぜ」ブラシを使っています。消しゴムだと「削る」イメージなので……。

ハイライト投下

ハイライト投下完了時点

完全に忘れていたので下塗りレイヤーで目の白い部分を入れました。影レイヤーの上に【ソフトライト】か【オーバーレイ】でレイヤーを作成し、下のレイヤーにクリッピングした後、影と同様不透明水彩と色混ぜブラシを使ってハイライトを入れていきます。ソフトライトとオーバーレイどちらを使うかは雰囲気というより完全に気分です。TRPGの立ち絵などギラつくと目に痛いかなって場合はなるべくソフトライトを使うようにしています。

線画の色変更→全体を整えて完成

とりあえず完成!

ハイライトまで入れ終わった時点で、使用する場合はグラデーションマップで全体の色味を変更します。一度適当なグラデーションマップでレイヤー自体を作成して、その後合成モードを変更してからグラデーションマップを再度変更するとかけた後の変化を見ながら選べるので面倒でなければそちらがおすすめです。

イラスト・マンガ制作に役立つトーン、ブラシ、3Dデータなどの素材をダウンロードしたり、自作の素材をアップロードしたりできます。CLIP STUDIO PAINT…
assets.clip-studio.com
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私がよく使っているのはこの3つ。どれもCP素材ですが、個人的に使いやすいと思っているのでおすすめです。
色味を変更した後、線画レイヤーの上に【通常】でレイヤーを作成し、下のレイヤー(線画レイヤー)にクリッピング。線画近くの色をスポイトで拾い、その色を若干暗めにした色を使って線画の上をなぞる形で線画の色を変更していきます。どの部分の色を使うかは実際に色を置きながら確認しつつ確定させています。もし、大元の線画の色が黒だと濃すぎるという場合は線画色を灰色に変更しています。便利ね。

線画色の変更まで終わらせたら全体を見て塗り残しやおかしなところがないかを確認し、完成です。

背景に適当に素材置いて文字入れたものをこのサイトのヘッダーに設定しました。他にやってる厚塗りタイプのイラストや、アナログでの描き方は需要があればまたこのような形で紹介したいと思います。アナログの方はちょっと作成が大変そうですが……。それでは👋🏻‪